アロマテラピーを日常に取り入れる

相模原市の雑貨屋noconocoのオーナー＠飯塚です。

アロマテラピーは、植物から抽出した天然の芳香物質である精油（エッセンシャルオイル）を用いて行う自然療法です。
自然療法は、人間が本来持っている自然治癒力によって、病気にならないようにする、心身の健康を回復させる、体質を改善するなどして健康な状態でいることが出来るように保つことです。
私は、自分の自然治癒力を過信していました。子どものころは身体が弱いほうだったんですが、病気で学校を休むのが嫌だったので、病気じゃないと言い張っていて、自分自身にもそう言い聞かせて大人になりました。大人になっても少し無理はしていたかもしれませんが、いつの間にか子どもの頃のようにすぐ病気になるということがなくなりました。気づくとほとんど風邪は引かない、インフルエンザの予防接種を受けたことがないのに一度もインフルエンザにもかからないし、ノロウイルスなど他の感染症も一度も経験したことがないのです。なので、私の免疫力は強いのだと思い込んでいました。これが大きな勘違いだと後で気づくことになりますが。

アロマテラピーは自然療法であるとともに、植物の香りを楽しみ癒されるなどの経験により生活の質を向上させてくれます。アロマテラピーを日常に取入れることによって、生活を豊かにしてくれるのです。
このことを知らなかった私は、ただただ仕事ばかりしていたような気がします。ときどき旅行には行きましたが、ほとんどは仕事してるかお酒を飲んでいるかだったのです。食事も外食かコンビニに頼ることが多く、お酒やコーヒーの飲み過ぎなど身体に良くないことばかりで、心のメンテナンスなんて考えたこともありませんでした。そんな生活をしていたときに大きな震災があり、その影響で仕事がなくなりました。最初は、被災地のことばかり考えていて、でも何もできない自分が情けなくてカウンセラーの勉強をしました。2年後くらいから、いろいろ調べていろんなところにボランティアに行きました。そのうちの一つは、今でも続いています（コロナで行けなかった時期もありましたが）。そういうことをしながらも、仕事を失った自分の惨めさを感じていました。仕事をしていない自分は何者なんだろう、私から仕事を取ったら何も残ってないんだな、と特技や趣味の無い私の気持ちはどん底でした。20代からバイクに乗っていましたが、中型免許しか持っていなかったので自動二輪大型免許を取りました。取れたことは嬉しかったですが、気持ちを上げるものではありませんでした。そして仕事を始めても、自分の惨めさを感じ自身を否定する感情はありました。そんなとき、アロマテラピーの勉強を始めました。趣味が欲しかったので、最初は自分で勉強して取れる資格だけで良いと思っていましたが、植物ってすごいなと改めて植物が好きになり、香りで自分の気持ちに変化があったので、もっと勉強したくなりスクールに通いました。

それ以来、私の生活にはいつも香りがあります。スキンローションとトリートメントオイルは毎日使っていて、お風呂にも無水エタノールで薄めて重曹を加えた精油を入れています。冬はミツロウクリームを作って良い香りとともに保湿しています。作るのが面倒だなと思っていましたが、習慣になると当たり前のようにできるんですね。
アロマテラピーは、特別なものではなく誰でも簡単にできることなんです。是非、アロマテラピーを日常に取入れてみませんか。

noconocoでは、そのお手伝いをさせていただければと思っております。相模原に店舗がありますので、お気軽に覗いて見てくださいね。